便秘の種類はどんなものがあるの?
便通というものは、通常であれば、毎日あるのが健康な状態です。
しかし、これが、3日以上なかったり、便が硬くて量が少なく残便感があったりするような
状態を便秘と呼んでいます。
特徴としては、腹痛、腹部の膨満感、食欲不振などが表れ、女性に多い症状です。
また、便秘になると、肌荒れや肩こりなど、全身にも影響が出ることも・・・。
この便秘は大きく分けると4つの種類に分けることができます。
機能性(きのうせい)便秘
一般的に便秘と呼ばれるのは、機能性便秘のことです。
消化器官(胃、小腸、大腸など)の機能の低下が原因で便秘になるものです。
弛緩性(しかんせい)便秘
大腸のぜん動運動が弱くなったり、筋力の低下で、便を押し出すことができなくなることで起こる便秘。
高齢者やお産を経験したあとの女性に多いのが特徴です。
痙攣性(けいれんせい)便秘
ストレス等により、自律神経が乱れてしまうことで、腸のぜん動運動が強くなりすぎて起こる便秘。
下痢と便秘を交互に繰り返す場合もあります。
直腸性(ちょくちょうせい)便秘
便意をがまんしてまうことでおこる場合があります。
これは、便が直腸に到着したにもかかわらず、便意が伝わらないために起こる便秘になります。